またしても投稿が遅くなり、なんと大晦日になってしまいました(笑)
皆様今年一年、本当にお疲れ様でございました。
年を取っていくたびに時の流れをはやく感じるようになるとよく言われますが、私にとって今年はとっても濃い一年でした。
まず今年3月に、大学時代お世話になった師匠の演奏を聴けたことです。
ご縁があり出会ってから、大学院卒業までの約8年程お世話になった大好きな先生なのですが、あまり表立って演奏される機会は少なく、ご高齢なこともあり、とても貴重な機会でした。
ソロではなくヴァイオリンの方とのデュオコンサートで、プロコフィエフやブラームスの名曲を聴かせていただきました。
なんと表現してよいかわからないのですが、一音目から涙が溢れるような、一生忘れないであろう音楽でした。
学生時代の様々な想いや、現在の生活で感じること、先生が目の前で演奏される姿、など様々な感情が重なり溢れてそう感じたのかもしれませんが、恐らく今まで聴いた演奏の中で一番心を揺さぶれられた気がします。一音目から泣いていました。
演奏が終わった後のお話の中で、「今回の演奏会に向けての練習が、今までで一番楽しかった」「辛い時や苦しい時が必ずあると思うけれど、続けていれば楽しいことも待ってるから、ずっと演奏を続けていってね」というお話が印象的でした。
まだまだ書きたいことは沢山ありますが、かなり長くなってしまうので次に移ります(笑)
次に大きな出来事は、今年11月にマルタ・アルゲリッチさんと海老彰子さんのデュオコンサートを聴けたことです。
アルゲリッチさんがご高齢なこともあり、お元気な間に演奏が聴けるとは思っておらず、本当に恵まれた素晴らしい機会でした。
お二人とも年齢を全く感じさせない指裁き、感性、お洒落すぎるトリルやリズム感と、挙げればキリがありませんが、真の音楽家としての姿をクッキリと刻み込まれるような演奏会でした。こちらも書くのはここまでにしますが、一生忘れない、忘れたくない音楽でした。
次に、12月に後藤ピアノ教室の初めての発表会を開催出来たことです✨
出演される人数がそもそも少なめであったり、大変残念なことに直前に体調を崩され、出られなくなった方もいらっしゃったので、コンパクトな発表会にはなりましたが、このコロナ禍の中、無事開催できてよかったです。
発表会に対しての思いや、開催してみての感想・考察等は、また改めてブログを書こうと思います。
発表会の2日後に演奏会があったり(こちらもまた別途書く予定です)と忙しない年末ではありましたが、かなり充実しておりました。
書きたい内容が多い割に投稿をさぼってしまい、年末らしい慌ただしいブログになりましたが(笑)
今年も皆様大変お世話になりました。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。よいお年をお迎えください😊✨
2022.12.31