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譜読みが苦手な生徒さんのお話

皆さんこんにちは。

まだ7月だというのに、記録的な猛暑が続いていますね💦

今回は、教室に通い始めて約半年が経つ生徒さんのお話を書きます。普段ブログで生徒さんのことを書くことは少なめですが、とても嬉しい出来事でしたので書かせていただきます✨

まだ小さい生徒さんで、習い事はピアノが初めて、保護者様も昔習っていた等の経験は無く、音楽関係は初めて、という全員がドキドキの状態でしたが、今ではすっかり落ち着いて、半年ほど通っていただいています。

その生徒さんは譜読みが苦手で、私自身も教えられることは全て出し尽くした感があり、どうしたら読めるようになるのかな、そもそもどのあたりまで意味が伝わっているのだろうか、等悶々とした時期がありました。

単に譜読みといっても情報量は沢山存在していて、基礎情報だけでも「音の高さ」「音の長さ」「拍子」のように様々な要素に分かれていますが、その生徒さんは頭の中で幼児特有の反転現象(ひらがなを書く際、左右が逆になってしまうような現象)が起きているようで、そのせいか特に「音の高さ」に対して苦手意識がありました。

成長とともに減少するといわれる反転現象ですが、楽譜に書いてある音の高さを理解できるまで同じ曲を練習するのもなんだか違う気がしますし、かといって耳で覚えて弾くクセがついてしまうと、昔の私のように将来色々な場面で苦労してしまうので、何とか譜読みができるようになったらいいなという思いを込めて、簡易的な写譜を取り入れてみました。

もともとの性格が几帳面な生徒さんなので、写譜はとても上手でした。

写譜を続けるうちに音部記号(ト音記号やヘ音記号のこと)にも少しずつ意識が向くようになったのか、ある日のレッスンで突然、「この音はト音記号で、下から2番目の線の上にあるから…えっと、ソでしょ」と、サラッと発言しました(笑)

正直あれだけ苦戦していた内容を、あまりにあっけなくクリアされたので、良い意味でかなり驚きました。

「自分で数えられるようになったの⁈」と私がビックリして聞くと、ニヤッと得意満面で「うん!」とお返事してくれました😊

保護者様も「なんとなくですけど読めるようになってきたんですよね~」とあっさり仰るので、生徒さん自身で自力で考えられるようになってきたこと、まだスピードは遅いとしても、数えられるようになったことが、いかに大きな変化であり、素晴らしい成長ぶりかを、熱くお話してしまいました(笑)

写譜のメリットは大きいですね。

ただ子どもは気まぐれな部分がありますから、できたと思ったら次の週にはできなくなったり、その逆も大いに有り得るので、私もドーンと構えて、生徒さんの豊かな音楽人生をサポートしていけたらと思います✊

長くなりましたが、最近のレッスンでの嬉しい出来事でした♪

お読みいただきありがとうございました。

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府中市だけでなく、国分寺市や国立市からも通いやすい教室ですので、近くでピアノ教室をお探しの方は、是非、当教室の無料体験レッスンにお越しください。

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教室やレッスンのこと

2023.7.19

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