皆様こんにちは。寒い日が続いていますが、お元気でお過ごしでしょうか。
かなり久々の更新になります、すみません💦
今年は教室を始めて以来、個人的に最も忙しく、けれど充実した1年だったように感じます。
まだ年内のレッスンが残っている方もいらっしゃいますが、日頃より教室を支えてくださっている生徒様、そして保護者の皆様、今年も大変お世話になりました。
皆様のあたたかいお言葉や笑顔、音楽に対する前向きな姿勢や成長の過程など、様々な刺激に支えられて、今年も無事にレッスンを続けることができました。いつも本当にありがとうございます。
さて今年最後の投稿は、「練習」に関して、考えていることを綴りたいと思います。
ピアノを弾く中で、切っても切り離せない「練習」ですが、改めて意味を調べたらこのように書かれていました。
「学問や技芸などを繰り返し学習すること。また、一定の作業を反復して、その技術を身につけること。」
ピアノの練習にはいくつか目的があって、その中のひとつに“技術の向上”があります。ピアノを弾くにあたり、皆さんがまず最初にぶつかるのが、この技術の壁ではないでしょうか。
技術の向上に効果的なのが、普段のレッスンで何度もお伝えしている、「部分練習」です。
例えば一つの曲を仕上げるのに、曲の最初から最後まで繰り返すような通し練習のみだと、沢山の時間をかけないと、残念ながら仕上がりません。いつも同じ場所で引っかかってしまったり、間違えてしまったり、次の音への移動に時間がかかってしまったり。それらを流したり、もしくは弾く行為にいっぱいいっぱいで、自身で気付けない状態だと、「何回やっても弾けない、もういやだ、ムキ~ッ」となってしまいます。
ですので、レッスンでは一人一人の苦手部分をピンポイントに絞り、「この部分だけを取り出して10回やりましょう」「10回で出来なかったら50回やりましょう」と、出来るようになるまで繰り返すようお伝えしています。
ただ、この部分練習は、慣れるまではとっても面倒くさいのです(笑)💦
自身の苦手部分を直視してアプローチする作業になりますし、指遣いも実際に曲を弾く時の指で練習しなければやる意味がなくなってしまうので、ある程度神経も使います。
それでも10回、50回と繰り返しているうちに、頭を使わなくても、体が勝手に覚えてくれるようになっていくのです。そこまでくると、段々と楽に弾ける箇所が増え、練習も楽しくなってきます。
「練習」という言葉の通り、反復作業さえすれば、必ず技術は身につきます。
どうか、普段からたった1,2回の練習で、「弾けない、ダメだ~」と諦めないでください。1,2回で弾けないのは当たり前だと思い、何度も繰り返してみてください。きっと、少しずつ弾けるようになり、ピアノが楽しくなっていきます。
皆様の音楽人生が、今よりもっと豊かに、楽しくなることを心から願っています😊
それでは2024年も大変お世話になりました。来年も後藤ピアノ教室をどうぞよろしくお願いいたします。
年が明けたらあっという間に発表会がやってきますので、皆さまウイルスに負けないよう、よく食べ、よく寝て、きちんと休息もとりながら、健康にお過ごしください✨
お読みいただきありがとうございました。
2024.12.29
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